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ジョン・キング (ミサイル駆逐艦) : ウィキペディア日本語版
ジョン・キング (ミサイル駆逐艦)

ジョン・キング (USS John King, DDG-3) は、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦チャールズ・F・アダムズ級ミサイル駆逐艦の2番艦。艦名は2度の名誉勲章受章者である水兵のジョン・キング因む
==艦歴==
ジョン・キングは1958年8月25日にメイン州バスバス鉄工所で起工する。1960年1月30日にポール・J・キルデイ夫人(テキサス州選出下院議員ポール・J・キルデイの妻)によって命名され進水し、1961年2月4日に就役する。当初は DD-953 として発注されたが、1956年8月16日に DDG-953 へ艦種変更され、1957年6月26日に DDG-3 へ番号が変更された。
キューバグアンタナモ湾での公試後、ジョン・キングは東海岸で火器の試験を行い、1961年9月7日にノーフォークに到着、通常任務に入る。新型のミサイル駆逐艦としてジョン・キングは最新設計の船体を持ち、全アルミ製の上部構造、最新型の兵装を装備し、電子機器も最新の物を備えた。1961年11月27日に出航、イギリスと北部ヨーロッパに向かい1962年1月1日まで巡航、その後ダブリンから地中海に向かった。地中海で第6艦隊に合流し、紛争地域における平和維持活動に従事した。4月にバージニア州ノーフォークに帰還、カリブ海でのミサイル発射試験を行う。1962年7月10日にワシントンに到着、4日間停泊し、フレッド・コース海軍長官を始めとして上院、下院議員の訪問を受けた。
追加の演習に続いてジョン・キングは1962年10月11日にノーフォーク海軍工廠に入渠した。その後まもなくキューバ危機が発生、海軍は艦艇をキューバに派遣し、ジョン・キングも直ちに修理を終えて、11月6日に封鎖に加わった。危機が沈静化した後もジョン・キングはカリブ海にとどまり、海軍最大かつ最新の原子力空母、エンタープライズ (''USS Enterprise, CVN-65'') と共に演習を行った。ジョン・キングは1962年12月8日にノーフォークに帰還した。
ジョン・キングは1963年2月6日に2度目の地中海巡航に向けて出航する。第6艦隊との巡航で様々な港を訪れ、1963年6月23日にドイツのキールを訪問、7月17日にノーフォークに帰還した。続く12ヶ月をバージニア岬およびカリブ海での訓練および即応演習に費やし、その中には1964年4月のキーウェストにおける対潜水艦戦訓練も含まれた。
1964年8月3日に再び地中海巡航を行い、8月16日に第6艦隊に合流、政情不安なキプロス近海で活動した。ジョン・キングは年末まで地中海にとどまった。
ジョン・キングは1月29日にノーフォークに帰還し、10月まで東海岸で活動した。10月14日に地中海に向けて出航、4ヶ月にわたって第6艦隊と活動し、1966年3月7日にノーフォークに帰還する。夏に再び地中海に向けて出航、大西洋を横断しNATO演習「ストレート・レースド」に参加した。秋に帰港し、ノーフォーク沖で活動した後1967年1月10日に第6艦隊配備に向けて出航した。その活動は地中海西部に集中し、5月11日に帰路に就く。19日にノーフォークに帰還し、ジョン・キングは6月27日にノーフォーク海軍造船所に入渠、オーバーホールを受けた。
ジョン・キングは1990年3月30日に退役し、1993年1月12日に除籍、1999年2月10日にスクラップとして売却された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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